相澤です。
ゴンダさんが先日開催された、九十九里トライアスロンでの激闘をブログで報告してくれましたが、私も自分目線で、九十九里トライアスロンを振り返ってみようと思います。
前回の館山トライアスロンから三ヵ月、あっという間に当日を迎えたように思います!
今回は、大会当日にネクサスからナリタ、ゴンダ、アイザワ、そしてキドさんと共に、九十九里に向けて車で出発!!
トライアスロンは、マラソンなどと比べて準備する物が多く、出発してからも忘れ物が無いか、いつも不安になります。
みんなで九十九里に向かう車内は、トライアスロンの緊張感とワクワク感でなんとも言えない気持ちとなります!
車中、ほったらかしにすると、緊張で無口になるゴンダさんに、みんなが常に話かけます(笑)
自分は以前、1人でアイアンマンに参戦しましたが、今回のように仲間で参戦するトライアスロンの方が力が湧くし、どんなに苦しくとも、やり切るという強い意志を目覚めさせてくれます!
初めて参加するトライアスロン大会は、流れや会場などが細かく分からないので、当日の動きにかなり時間と無駄がかかってしまうので、常に早めの行動を心掛けます。
ネクサスから早朝5時に出発して、現地には7時過ぎに到着。
駐車場から説明会会場までは、2.8kmという事なので、各自の荷物を持って、バイクに乗って説明会会場に向かいます。
ここで、いつもの儀式(?)始まります…ゴンダさんが私にわざと聞こえるように大声で、「さ~て、自転車に空気入れるかな??アイザワさん、タイヤの空気チェックお願いします!」
なんと、身長183cm、体重107㎏でアイアンマン完走した鉄人でありながら、未だにトライアスロンバイクのタイヤの空気の入れ方がイマイチ分かっていない男。
こんな感じでアイアンマンだとは…トライアスロンを愛する人は数知れずですが、私思うに「権田高宗」は、トライアスロンから愛されている男です。そうでなければ、アイアンマンになれるわけがありません。
父タカアキ、母ユカリからの溢れんばかりの愛情がありながら、トライアスロンからも愛される男…今日からゴンダさんの名前は、「ゴンダ甘えん坊タカムネ」となります。
そんな甘えん坊であり、誰からも愛される男…始めは、ゴンダさんの声に聞こえないフリをしていた私が、ついついゴンダさんのバイクのタイヤの空気チェックをしてしまう…。
トライアスロンの神様がついつい助けてしまう気持ちは、ゴンダさんと付き合いが長い私は、痛いほどよく分かります(笑)
説明会会場には早朝でありながら、沢山のトライアスリートが集結しています。
ついつい無意識に彼らの身体のラインをチェックしてしまいます!
身体がバキバキの選手を見ると、「やつらと戦うのか」という緊張感が高まります!
ここでいつもゴンダさんが「あ~もっと身体絞ればよかった…」とお腹をペタペタ触りながらつぶやきます。
毎回の事なので、ゴンダさんの発言は当然スルーです。
今回初めて泳ぐ川に対する不安がありますが、海の塩水が苦手な私にとっては、ありがたい感じです。
説明会を聞いていると、携帯にLINEが…青木君からです。
トライアスロンへの激励メールでしたが、試合前のピリピリしていたゴンダさんは、「青木~おめ~ちゃらちゃらしないで出場しろボケ!」と、しっかりエネルギーに変えていましたよ(笑)
説明会会場で、団長や2700のツネなどのお笑い芸人を見つけて心が和む。
説明会を終え、バイクや様々な用具をトランジッションエリアにセットしにいきます。
途中、自らがこの後泳ぐ川を見て、あまりの距離に、「これ本当に1,5kmか?もっとあるんじゃない?」と不安になる。
トランジッションエリアにて準備を進めていく、確実にスイムを終えないと、ここへ戻ってこられない…必ず戻ってくるという気持ちで、準備を進めていく。さすがに無駄にトライアスロン歴は長くなってきたので、準備を早々に終える。
ゴンダさんがホリエモンを見つけて興奮しているが、ほかの参加者はホリエモンに気づきもしない。以前に参加した横浜トライアスロンでも、ジェイソン・バトンや道端ジェシカを見かけたがそれほど騒がれていませんでした。
まあ、これから自らのトライアスロンのレースで、それどころでは無いというのが本音ですが、普通に大きなリアクションをするゴンダさんを見て、ある意味落ち着いていて、大物なのかもしてないと勘違いしてしまいそうになりました。
トランジッションエリアの準備を終え、更衣室のテントでトライアスロンに着替えます。
ゼッケンを腕に張ります。これぞトライアスリートという感じでカッコイイです。
現地集合の森ちゃんと合流。
準備を終え、サプリメントでエネルギー補給。
私は、ネクサスのお客さんから激励で頂いたコーラを炭酸を抜いて飲む。
さあ、みんなでスタート地点へ!
今回のレースは、司会に田中律子さんや、グラビアアイドル、チアガールがいたりと、とても華やかでした。
年齢ごとに5分間隔でスタートしていきます。
年齢の近い私とゴンダさんは、一緒にスタートしていきます。
川はとてもきれいとは言えない状況…水をなめてみると、少ししょっぱいが、海水とは比べて全く気にならないレベル…安心した。
11時15分 足の付く場所からゆっくりスタート。
スイムは得意ではないので、焦らず着実に進む事を意識する。
人ごみに巻き込まれて、他の人の腕や足が当たらないように細心の注意をはらう。
それでも様々な人のキックやパンチが飛んでくる。
絶えながら少しずつではあるが着実に進む。
スイムの時は落ち着いてくると、トライアスロン出場に対して激励してくれた、ネクサスのお客さんの人達の顔が頭に浮かぶ。みんなに恥ずかしい報告はできないと、力が沸いてくる。
しばらく泳ぐと集団が崩れて、泳ぎやすくなる。
安心していると5分後にスタートしたグループの速い人達が襲い掛かる…襲い掛かるといっても速い彼らにしてみれば、私などはとても邪魔な存在だと思いますが…。
それほど疲れを感じず、アクシデントもなく折り返し地点へ。
さあ、ゴールに向かい一直線!と思いきやなかなか進まない感覚…帰りは川の流れに逆らうのか、明らかに進みが悪い。
苦手なスイムを終える為に必死に泳ぐ。
この後のバイク、ランに足の力を残しておかないといけないが、後の事はあまり考えずに足を使って泳ぐ。
スイムゴール地点が肉眼で確認できる…嬉しさのあまり顔がニヤける。
すでに足の疲労感を感じてしまう。
スイムアップが近づく…ゴール!ゴールして立ち上がると、ふらついて歩けない…想像以上の疲労感だ。
タイムをみる…いつもより5分くらい遅い。
スイムアップ付近にいるであろう森ちゃんを探す…あっ!いた!知っている人が応援してくれると元気がでる!
スイムアップからトランジッションエリアまで800m…随分長いな。
さあ、ここからはバイク!
トランジッションでは、ついゆっくり休みたくなってしまうが、我慢。
バイクスタートをしようと前方にゴンダさんが…後方にはかなり後にスタートしていた成田先生が…。
バイクスタートしてすぐにゴンダさんを抜き去る。しかし、足が想像以上に重い…重すぎる。
回転数を意識すると全くスピードが上がらない…すると後ろか、人間魚雷が!
まさか、ゴンダさんが私を抜き去る…後ろからみると、極太の太もも、バキバキのふくらはぎ…考えてみたら、こんな足で遅いわけないよな…ついにゴンダさんの才能が覚醒する時が来たのか!ゴンダ時代の到来か!なんて、ふざけた事を考えている場合ではない。
回転数を意識するのをやめて、速度を保つ事を考えだす…明らかに筋肉に効いてしまい、恐ろしい疲労感だが、根性で40kmなら押し切れるだろ…いや、押し切ると考える。
ひたすら風の抵抗を受けないように前傾姿勢で進む。足が悲鳴を上げている。
しかし今回は足以上に心肺機能に負担をかける事に対して身体が拒否をするし、我慢が効かない。
再度、ゴンダさんを抜き去り、もう抜かれないように必死でペダルを漕ぐ。
後々、ゴンダさんに聞くと、しばらくは私に付いてきたようだ。
コースはほぼフラットコースで、バイクが得意な人には、ご馳走のようなコースだ。
しかし私にとっては地獄の40kmとなってしまった。
のこり5km地点で成田先生に抜かれる。
すでに足が死んでいる私は何も抵抗できずに、遥か彼方に消える成田先生の背中をただただ見ているだけ。
長い長い40kmを何とか終えるがゴールが無い…なぜかゴール地点が42kmでした。
バイクを終え、トランジッションへ。ここで、成田先生を抜く。
さあ10km先のゴールまで一直線だ!と思い、一歩を踏み出した瞬間、更なる地獄の始まりが…
足が重すぎて、一歩も走りたくない…いや、歩くのも辛い…辛すぎる。
明らかに強い負荷での練習不足…10kmのランはまさにザンゲの時間となった。
走り始めてすぐに、成田先生に抜かれる。もう食い下がる体力は残っていない。
私は強い気持ちがあれば、ある程度力が出ると思っていたが、しかし身体はそんなにバカではない。
気持ちがあろうが無かろうが、厳しい練習をやってというのが大前提である。
厳しい練習で心と身体を鍛えるのだ!
そんな当たり前の事に直面した私。
とにかく一秒でも速く前へ…。すれ違う、成田先生、ゴンダさん、キドさんに力をもらいながら、前に進む。
ランで何人に抜かれたか…覚えていないほどだ。
足が重すぎて、息が上がるほどのスピードで走る事ができない。
なんとか重い足を引きずるようにゴール!!
森ちゃん、すでにゴールしていた成田先生と共に、ゴンダさん、キドさんのゴールを待つ。
特にキドさんは大会3週間前に、強烈な足首の捻挫で、全治一ヵ月半の重症のところを、加圧でのリハビリ、鍼、マッサージの集中治療により驚異的な回復!
今回の参戦となりました!
レースでは、全く足首は気にもならなかったと鉄人っぷりを発揮!
見事、笑顔でゴール!
ゴンダさんもバイクでの進化…今後も彼の成長に目が離せない!
権田高宗37歳!只今、成長期真っ只中です!
応援に来てくれた森ちゃん!とても力になりました!ありがとう!
そして、今回も沢山の方々に、応援していただきました。
ありがとうございます!
さあ、次なるチャレンジは、八景島トライアスロン!
そして年明けの若潮マラソンまでの予定を掲示しました。テレビの前の掲示板に貼ってあります。
毎年恒例の忘年会は12月20日(日)に開催です!!
皆さん今年も盛り上がりましょう!!
カレー愛 アイザワ
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